2015出雲路センチュリーライド実施報告書
1.開催趣旨
自転車というツールを活かし、今話題のスピリチュアルアリアである出雲地方の雄大なコースで、参加者同志はもとより、地
域住民や自転車振興を手掛ける当NPOとの交流を図り、延いては地域振興とスポーツ振興に貢献する。
また、出雲地方は「縁結び」の地であることから、参加者同士の継続した交流とコミュニケーションの場として、サイクリング
の機会を提供する事も併せて実施する。
宍道湖・中海・日本海を周回する、全国でも珍しいサイクルイベントとして全国から参加者が集う。
2.開催概要
大会名 :2015出雲路センチュリーライド
開催日時:2015年9月20日(日)出発時間 7:30 最終時間 18:00
開催場所:島根県松江市、出雲市、雲南市
コース :160km 周回コース
参加費 :7,500円
参加資格:健康な方で、規定時間内での完走が可能な方。
(ただし16歳未満の未成年者は、成年の伴走を義務付けます)
大会公式ホームページ:http://www.plusvalue.co.jp/onedayrun/
備 考 :今年度は一切の補助金を活用していません。
3.開催内容
例年のコースを継承しつつ、第1エイドから第2エイド間を新コースとして採用し、より急勾配の登りを減らし、難易度を軽減
しつつ、景観の良い場所を採用して、出雲路の良さを体感できる大会として2015年度大会を実施する。
コース設定の微変更はありますが、今年のコースも例年通り約160kmとなりました。
コンセプトは「グランフォンドよりは容易で、起伏をできるだけ軽くして景観を楽しみながらファンライドを楽しむ」です。
ASでは地元の皆さんとの交流や地産地消を楽しんでいただけるよう配慮し、第2ASと第3ASの中間地点では、雲南市大東
町塩田地区のコミュニティセンターを地区の皆様が給水所としてご提供いただいている。
当日は、晴れの絶好なコンディションの中でスタートする。
問題なく定刻にスタートとなり、過去最高の参加人数でスタート時は混雑
したりもしたが、第1エイドまでの区間で苦情が寄せられたり、落車がひ
とりだけあった。
その後の大会自体は非常に順調に推移して、特に前半は想定外の早さが先頭
集団にあったので、第1エイドから第3エイドまでは、その対応に追われた
感じではあったが、全体的にはトラブルもなく進む。
第3AS以降は、爽快な晴れの中を、気温も快適となったせいか全体の
ペースも良く、順調に進み、結局最終走者が到着する時間も問題がなく大過
なく終了したが、参加者の走行マナーの悪さが散見された大会でもあった。
地域との効果的な連携を図る目的で、地元大学のサイクリング部の学生や、走行する地域の方々に、昨年同様、運営の一部
をご協力いただいた。県外者が7割なので、田舎道の交通量が少ない事から、道路交通法に則った走行マナーを逸脱して
しまうケースが、今大会は多かった感じを受け、今後の大会運営に課題を残す部分もあった。
4.大会リザルト
参加申し込み765名(前年対比127.1%) 県外比率:72.1%  当日出走者数:704名 リタイヤ70名 完走率:90.05%
参加人数は過去最高となり、運営が厳しくなると思われたが、実際は、そうでもなかった。
5.都道府県別参加状況
□北海道・東北地方  宮城県 1名       合計 1名
□関東地方 東京都 26名 神奈川県 12名 千葉県 7名 茨城県 4名 栃木県1名 埼玉県 2名 群馬県 1名 合計 53名
 
□中部地方 福井県 10名 長野県 2名 静岡県 1名 愛知県 3名 岐阜県 2名 合計 30名
□近畿地方 三重県 3名 滋賀県 5名 大阪府 49名 京都府 17名 兵庫県 59名 奈良県 7名 和歌山 1名 合計 141 名

□四国地方 香川県 6名 徳島県 5名 愛媛県 7名 高知県 1名 

合計 19名
□中国地方 鳥取県 46名 島根県 213名 岡山県 53名 広島県 144名 山口県 34名 合計 493 名
□九州地方 福岡県 12名 長崎県 2名 熊本県 1名 大分県 2名 宮崎県 1名 合計 18 名
6.事業の評価について
大会終了後、NPO法人サイクリストビューと開催地域関係者、協力スタッフ等で事後評価を行いました。
例年トラブルの多かった第1AS〜第2AS間でのパンクトラブルは、コースを大きく変更したこで、ほぼ皆無になった。
その結果として、前半でのトラブルが少なく、運営スタッフは運営マニュアル通り走行管理ができたと思っています。
但し、相変わらず、狭い道路で並走する参加者がおり、地元住民の皆さんや警察署から走行マナーの苦情があった。
これは、ブリーフィング時の説明などで事前周知ができたはずで、道路使用許可により道路を借りてサイクリングイベント
を実施する上では、今後とも、充分な参加者説明が絶対に必要であると感じました。
更に、来年はAS運営、立哨スタッフをより指導し充実しつつ、地元住民の皆さんに応援していただけるよう、そして、更なる

地域振興に寄与できるような改善と工夫が必要であると思います。
7.大会の様子 (詳細はこちら
2014年大会の実施報告書はこちらからご覧ください
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