2014出雲路センチュリーライド実施報告書
1.開催趣旨
自転車というツールを活かし、今話題のスピリチュアルアリアである出雲地方の雄大なコースで、参加者同志はもとより、地
域住民や自転車振興を手掛ける当NPOとの交流を図り、延いては地域振興とスポーツ振興に貢献する。
また、出雲地方は「縁結び」の地であることから、参加者同士の継続した交流とコミュニケーションの場として、サイクリング
の機会を提供する事も併せて実施する。
宍道湖・中海・日本海を周回する、全国でも珍しいサイクルイベントとして全国から参加者が集う。
2.開催概要
大会名 :2014出雲路センチュリーライド
開催日時:2014年9月14日(日)出発時間 7:30 最終時間 18:00
開催場所:島根県松江市、出雲市、雲南市
コース :160km 周回コース
参加費 :7,500円
参加資格:健康な方で、規定時間内での完走が可能な方。
(ただし16歳未満の未成年者は、成年の伴走を義務付けます)
大会公式ホームページ:http://www.plusvalue.co.jp/onedayrun/
備 考 :今年度は一切の補助金を活用していません。
3.開催内容
昨年のコースを継承しつつ、CMで話題の「ベタ踏み坂」など数カ所新たに加え、より急勾配の登りを減らし、難易度を軽減しつつ、
景観の良い場所を採用して、出雲路の良さを体感できる大会として実施する。
コース設定の微変更により、今年のコースは約160kmとなりました。
コンセプトは、「グランフォンドよりは容易で、起伏をできるだけ軽くして、景観を楽しみながらファンライドを楽しむ」です。
ASでは地元の皆さんとの交流や地産地消を楽しんでいただけるよう配慮し、第2ASと第3ASの中間地点では、雲南市大東町
塩田地区のコミュニティセンターを地区の皆様が給水所としてご提供いただいている。
当日は、出雲路としては過去最高のコンディションの中でスタートする。
スタート後は、第3エイドまで、通り過ぎる雲によってはパラパラ来る時
もありましたが、それは雨というよりもシャワー以下で、全く気にならな
いものであった。
大会自体は非常に順調に推移して、特に前半は想定外の早さが先頭集団
にあったので、第1エイドから第3エイドまでは、その対応に追われた
感があった。
第3AS以降は、爽快な晴れの中を、気温も快適となったせいか全体の
ペースも良く、リタイア数は昨年度より遙かに少なく、順調に進み、結局
最終走者が到着する時間も問題がなく、大過なく終了した。
地域との効果的な連携を図る目的で、昨年度より地元大学のサイクリング部の学生や、走行する地域の方々に運営の一部
をご協力いただいた。しかしながら、立哨誘導員の中に不慣れな学生もいて、事前指導の甲斐なく、参加者を不愉快な気
持ちにさせる箇所もあり、今後の立哨誘導に課題を残す部分もあった。
4.大会リザルト
参加申し込み601名(前年対比85.4%) 県外比率71.2% 当日出走数550名 リタイア数40名 完走率92.7%
 ※前年対比で減少した背景には、昨年度の出雲大社遷宮効果がなかった為と考えられる。
5.都道府県別参加状況
□北海道・東北地方  宮城県 1名  山形県 1名        合計 2名
□関東地方 東京都 13名 埼玉県 1名 神奈川県 11名 千葉県 4名 群馬県3名 栃木県1名 合計 33名
 
□中部地方 静岡県 3名 愛知県 3名 岐阜県 3名 福井県 3名 石川県 8名 長野県 1名 合計 21名
□近畿地方 大阪府 32名 京都府 5名 滋賀県 6名 奈良県 5名 兵庫県39名 三重県 1名 合計 88名

□四国地方 香川県 6名 徳島県 5名 愛媛県 7名 高知県 1名 

合計 19名
□中国地方 島根県 173名 広島県 121名 岡山県 35名 鳥取県 46名 山口県 34名 合計 409 名
□九州地方 福岡県 21名 佐賀県 1名 長崎県 1名 熊本県 1名 大分県 2名 鹿児島県 3名 合計 29 名
6.事業の評価について
大会終了後、NPO法人サイクリストビューと開催地域関係者、協力スタッフ等で事後評価を行いました。
昨年トラブルの多かった第1AS〜第2AS間でのパンクトラブルは、晴天でもあり大きく改善できました。その結果として、メカ
トラブルが少なく、運営スタッフは運営マニュアル通り走行管理ができたと思っています。
但し、天気が良くなった結果として、狭い道路で並走する参加者がおり、地元住民の皆さんや警察署から走行マナーの苦情があった。
これは、ブリーフィング時の説明などでもっと事前周知ができたはずで、道路使用許可により道路を借りてサイクリングイベント
を実施する上では、今後とも、充分な参加者説明が絶対に必要であると感じました。
更に、来年はAS運営、立哨スタッフをより指導し充実しつつ、地元住民の皆さんに応援していただけるよう、そして、更なる地域

振興に寄与できるような改善と工夫が必要であると思います。
7.大会の様子 (詳細はこちら
2013年大会の実施報告書はこちらからご覧ください
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