飯南ヒルクライム2016実施報告書
1.開催趣旨
島根県飯石郡飯南町は、通行量の少ない道路に恵まれ、サイクリングに最適なコースを有し、サイクリングイベントの中でも
勾配のきつい坂道をロードタイプバイクで登る“ヒルクライム”に適した地区である。
本事業は、自転車競技大会をイベントとして行うだけでなく、行政、民間、地元住民が一体になり、参加者に飯南町をPRす
ることによって、サイクリストの継続したリピートに繋がり、結果的に将来的な地域振興の素材となり、街づくりの一端とし
て実施するものである。
2.開催概要
大会名 :飯南ヒルクライム2016
開催日時:2016年7月17日(日)7:30〜12:00
開催場所:島根県飯石郡飯南町佐見・宇山
コース :全長13km 標高差600m ゴール後パレード走行有り
参加費 :一般5.500円 中高生3.000円
参加資格:健康な人、サイクルスポーツと自然を愛する人
大会公式ホームページ:http://www.plusvalue.co.jp/iinanhillclimb/
備 考 :本年は助成事業を一切受けておりません。
3.開催内容
コースは全長13km、標高差600mではあるが、前半に激しいアップダウンがあるため、トータル標高差は700m以上のコー
ス。前半の起伏の激しい二車線路、中盤の森林浴を楽しめる谷沿いの道、そして後半の険しい道とパノラマ絶景が、参加者を
心から魅了します。10回の大会全てを同じコースを使用して大会を開催しています。
本事業は、自転車競技大会をイベントとして行うだけでなく、行政、民間、地元住民が一体になり、参加者に飯南町の良さをP
Rすることによって、飯南町へのサイクリストが継続して来訪する事に繋げるものです。
今回の第10回大会は、参加人数が2年続けて定員300名を超え、県外参加者比率も80.9%と高く最高の盛り上がりとなった。
当日は飯南高原らしい爽やかな夏空の下、涼しく良好なコンディション
で8時台にスタートして、全員が10時までにゴールしました。ゴールで
は地元ライオンズクラブの御好意で、地元産のメロンやトマトを振る舞
う。下山すると、今回で3回目となるパレード走行を、頓原地区の「し
め縄ご利益街道」にて実施。地域住民が沿道に並び、温かく選手に声援
を送る素晴らしい光景があった。
メイン会場移動後、11時15分頃から飯南高校生の司会による表彰式開
始大会名物の景品争奪ジャンケン大会は大いに盛り上がり、12時には
全日程を終了しました。
午後から参加者は、多くが飯南町内で温泉や食事を楽しみ帰路となった。
大会を通じた地域振興は県外が8割強という参加者数によって大きく成果をあげた。
4.大会リザルト
参加人数304名(前年対比99.7%) 県外比率80.92% 当日出走273名
 ※前年実施されたやプレミアム商品券2,000円分の配布などがないにも関わらず、本年も定員を超える参加があった。
5.都道府県別参加状況
□関東地方 千葉県 1名        合計 1名
□北陸地方 0名     合計 0名
□近畿地方 大阪府 3名 京都府 1名 兵庫県 6名 三重県 1名 合計 11名
□中国地方 島根県 58名 広島県137名 岡山県 31名 鳥取県 24名 山口県 25名 合計 275名
□四国地方 香川県 5名 高知県 2名 愛媛県 7名 合計 14名
□九州地方 福岡県 3名 合計 3名
                    
6.事業の評価について
大会終了後、大会結果報告とお礼で関係各者を廻り、事後評価を行った。
参加者数は2年続けて定員の300名を上回ることができた。大会も10回目になり、中国地方を中心とした地域からの参加者が
大多数を占め、リピーターの増加と共に、夏のヒルクライムといえば「飯南」が定着してきた。
「しめ縄ご利益街道」を走りぬけるパレード走行も認知されてきて、ますます地域に密着した大会へと成長している。
食を満喫いただく企画など、地域を盛り上げる企画が自治体の方々と連携しながら実施し、大いなる成果を上げた。
今大会は熱中症や怪我でのリタイヤがなく、安全且つ快適な大会運営ができたと感じている。

7.大会の様子 
  2015年大会の実施報告書はこちらからご覧ください
トップページに戻る
メールでのお問い合せはこちらからお願いします      Copyright (c) 2010-14 Cyclist view. All Rights Reserved.